アイビスサマーダッシュのレース解析
さっそく
まずは枠番別の成績をチェック
直線・芝1000mでのレースは、観客に近い外ラチ沿いに馬が密集することが多く、昨日も語ったように新潟競馬場でしか味わえない「名物レース」。 そこで、枠番別の成績を調べると、外枠の成績が良好で、過去10年の優勝馬の半数以上(6頭)は7枠より外の馬となっている。内寄りの枠では2枠と4枠が計3勝を挙げているが、その3勝はいずれも単勝1番人気馬によるものだ。
枠番と成績
1枠 0-0-1-16
2枠 2-1-3-11
3枠 0-1-0-16
4枠 1-0-0-19
5枠 1-0-1-18
6枠 0-3-1-16
7枠 2-1-4-19
8枠 4-4-0-17
と圧倒的に外枠の馬が有利となっています。
続いては年齢順の成績
3歳 0-1-2-11
4歳 4-2-1-8
5歳 4-5-4-32
6歳 1-2-3-37
7歳 1-0-0-27
8歳〜 0-0-0-17
ここでは、4・5歳馬を中心に馬券に絡んで来ることがわかります。
続いて所属別の成績
関東 1-8-4-59
関西 9-2-6-73
と関西馬が圧倒しています。
また、カルストンライトオ、カノヤザクラ、ベルカントなどリピーターが多いレースでもあります。
となると、やはり人気どころは昨年2着のネロ、韋駄天Sを勝ってきたフィドゥーシアの2頭となりそうな気配です。
フィドゥーシアは、母にビリーヴを持っており2002年に中山の代替開催で行われた「新潟での過去唯一のG1スプリンターズS」を勝っている馬の産駒なので注目ですね!
本当に特殊な形のコースなので出遅れは致命傷になりますし、コーナーを苦手にする馬が躍進する場合もあります。
個人的な見解としては、ネロには休み明けの初戦&58kgのハンデが負担になる可能性が否定できませんので、あくまで先に挙げた2頭で決まるとは思っておりません(笑) さて、枠順発表が今から気になりますね!